10月下旬から12月下旬まで開花 蜜蜂の越冬栄養源
雪、霜の降る地帯では種子が出来ない。
寒くて・・・種子が熟さない!このためクローバー、西洋タンポポ、セイタカアワダチソウのように他の場所に繁殖出来ない
上のイソギク自生地の図でも解るように、イソギクが何十万年も生き続けてきたエリアは、
雪、霜の降らない「無霜」地帯の海岸である。
イソギクは11月から1月に開花する。
この寒冷な時期に花を咲かせ、種子が稔には、寒く霜、雪が降るエリアでは、
種子を実らせることは不可能である。
なぜ・・・こういう時期に開花するように進化したのか????
山茶花、ツワブキも・・・同じ時期に開花する。
セイタカアワダチソウはイソギクより約30日ほど早く開花する。
霜が降りる前に種子が完熟する!
そのために・・・日本列島セイタカアワダチソウが繁茂する。
菌根イソギク緑化は、この日本列島のどこでも「種子」が実らないことを利用した緑化である。
日本でイソギクが種子を実らせることが可能なエリアは、無霜地帯の海岸に限られている。
それ以外の場所では種子が出来ないから、自然種子繁殖は出来ない。
緑化では全て栄養繁殖の「挿し木」で増殖した苗を栽植する。
イソギクの自生地 ●印
イソギク、キノクニシオギク、シオギクは
無霜地帯にのみ自生する。
種子が完熟できる温度があるからである。
それ以外のエリアでは寒冷のため種子が出来ない。
参考資料
これまで緑化に使用されてきた植物
これまで栽植されてきた緑化植物を記すので、前記の27項目で
考察してみてください。
日本国内で使用されてきた緑化植物は
カイズカイブキ、コノテガシワ、ニオイヒバ、エレガンテシマ、イヌマキ、イヌツゲ、イバメガシ、カクレミノ、カナメモチ、ゲッケイジュ、
サカキ、さざんか、ヤブツバキ、ネズミモチ、ヤマモモ、ユズリハ、マサキ、ブラッシュノキ、サルスベリ、ネムノキ、ハンズオウ、
ハナミズキ、エゴノキ、シャラノキ、ヤマボウシ、ムクゲ、ハイビャクシン、フィラフィオーレア、アベリア、シャリンバイ、トベラ、
ハマヒサカキ、 ボックスウッド、マメツゲ、サツキ、ツツジ類、カンツバキ、コクチナシ、ジンチョウゲ、ヒペリカム類、エニシダ、
ボケ、ユキヤナギ、 ヒュウガミズキ、レンギョウ、などである。
これらの樹木は当然遊休地太陽光発電施設の緑化には使用できない
シバ、野シバ、高麗シバ、ヒメコウライシバ、ディフトン各種、ディフドワーフ、セントオーガスチングラス、ケンタッキーブルーグラス、
などのブルーグラス類、ファインフェスク、トールフェスク、イタリアンライグラス、ペレニアルライグラス、セダム類のメキシコマンネングサ、
モリムラマンネングサ、タイトゴメ、ツルマンネングサ、コーラルカーペット、サカサマンネングサ、マルハマンネングサ、オノマンネングサ、
キリンソウ、スナゴケ、ハイゴケなど。
イワダレソウ、ヒメイワダレソウ、バーベナ、ヤブラン、フイリヤブラン、アジュガ、シバザクラ、マツバギク、ユリオプスデージー、
ガザニア、ブルーサルビア、イトバハルシャギク、ガウラ、たますだれ、ドイツスズラン、クロッカス、ムスカリ、パンジー、ビオラ、
クリサンセマム、ノースポール、ムルチコーレ、デージー、リナリア、マツバボタン、キバナコスモス、ホソバヒャクニンソウ、
マリーゴールド、ベゴニア、ペチュニア、ハナスベリヒユなど。
タカネススキ、ベニチガヤ、エンゼルフェアー、ローズマリー、ラベンダー類、タイム、セージ類、スイートバジル、カモミール、
ミント類、
上記にした草本類では、非常に多くの外来植物が含んでおり、緑化というより花壇に栽植されてきた。
以上のことからわかるように、日本における緑化は、樹木緑化が主であり、グランド緑化用の緑化植物の研究開発は
ほとんど行なわれてこなかった。多くの場合、花壇用の植物、園芸植物を栽植してきた。
これらの植物の具備している特性を前記の27項目で検証すれば、遊休地太陽光発電施設の緑化植物として使用できない。
緑化植物として多くの欠陥があることが理解出来よう。
菌根イソギクは自家不和合性植物
種子が出来ない。
緑化栽植した場所では「冬至芽」で繁殖する。
だから・・・植えた場所以外のところで繁茂することはない!
緑化植物として必要な特性及び条件
(日本再生循環緑化研究所検定項目)
緑化しなければならない場所は、植物から見ると非常に厳しい過酷な場所であることが多い。
屋上緑化は特にきびしく・・・砂漠よりも過酷であることが多い。
緑化に用いる植物は、地面緑化の場合は条件が多種多様でり、
この全ての場所に栽植しても大丈夫な特性を持っていなければならない。
日本再生循環研究所では、日本に自生する主要な植物3000種について、
緑化植物の適否の検証を行ってきた。
緑化植物として具備しなければならない特性は、下記のような26項目に及ぶ。
この26項目に合致しない植物は、緑化植物として不適なものである。
1 日本原産の固有種であること。
(日本の植物生態系に影響を与えない)
2 乾燥旱魃に耐えること。
(旱魃、屋上でも耐えられる)
3 強光に耐えられること。
(更地、海岸、屋上でも耐えられる)
4 強い紫外線に耐えられること。
(更地、海岸、屋上でも耐えられる)
5 高温に耐えられること。
(道路、ビル、海岸、屋上、新造成地でも耐えられる)
6 長雨、多湿に根腐れしないで生きられること。
(梅雨、豪雨・・・でも耐えられる)
7 強風、台風に耐えられること。
(茎、葉が痛まない)
8 土質を選ばないで生育すること。
(造成地でも生きられる)
9 ヤセ地でも生育、繁殖すること。
(少肥料でどんな場所でも永年緑化を持続できる)
10 浅い土壌でも生育繁殖すること。
(植生基盤を軽量化できる、劣悪造成地でも生きられる)
11 酸性土壌、アルカリ土壌でも生育繁殖すること。
(石灰岩、蛇紋岩などの土壌地帯でも生きられる)
12 塩害土壌でも生育繁殖する事、潮風に強いこと。
(海岸地帯、砂漠、津波被害地区でも生きられる)
13 草丈が低いこと。
(メンテナンスで茎葉の廃棄物が少ない)
14 茎、葉がマット状に地面を覆うこと。
(地面、屋上の遮熱効果がある)
15 多年草であること。
(一度植えれば永年緑化できる)
16 低温、積雪に耐え越冬すること。
(本州の殆どエリアを緑化できる)
17 枯れ葉が落葉、飛散しないこと。
(周囲に迷惑を与えない)
18 長日条件で栄養生長し、
短日条件で生殖生長する短日植物であること。
春から夏に葉を繁茂させ、秋から晩秋に開花すること。
(夏に最も元気が良く緑化できる)
19 病虫害が殆ど発生しないこと。消毒の必要がないこと。
(無農薬緑化が出来る)
20 茎葉が密生して土壌の流亡を防止すること。
(雨を直接地面に当てない)
21 茎葉が密生して砂塵の飛散を防止すること。
(砂塵、飛び砂を防止できる)
22 CAM型植物でないこと。
(蒸散作用でヒートアイランド抑制できる)
23 雑草の発生繁茂をさせないこと。
(緑化の最大の悩みを解消できる)
24 苗生産、緑化工事が簡単なこと。
(広大な面積を安価に緑化できる)
25 人間にアレギー、トゲ、その他で害を起こさないこと。
(公園など人の集まる所でも緑化できる)
26 日本の美しい景観を創れること。
27 強い生命力、繁殖力で一度の栽植で永年緑化できること。
簡単に根つく、容易に緑化できること。
28 自家不和合性で種子が殆ど出来ない。
栽植した以外の場所に繁殖、繁茂しないこと。
植物生態系に影響を与えない。
29 冬でも緑の葉を維持持続する常緑植物であること。
30 根がアレロパジー物質を分泌し、他の雑草の発生、生育を阻害すること。
31 排気ガスに強い。道路、駐車場周辺に栽植出来ること。
日本再生循環緑化研究所は、以上のような特性を持つ植物を10年探しつづけてきた。
このような特性を持った植物であれば、屋上緑化、地面緑化が可能だからである。
その結果、革命的な緑化植物iイソギクを発見した。
現在、緑化に用いられている植物の特性を、上記の26項目で検定してみると、
全てのものが、不適であることが理解出来よう。
つまり、これまでは、緑化植物を深く研究したものがなかったということである。
菌根イソギクは31項目全て合格した植物である
日本には菌根イソギクを超える緑化植物は自生していない。
つまり究極の植物が菌根イソギクということである。
これから、日本における緑化は菌根イソギク緑化が主流になり基準になる!
北海道から九州まで全ての緑化をカバー。
ようやく緑化植物の主役が登場した。
saisei tokusei1